メリーポピンズにお塩はいらない。
平成も終わるから急いで書きたいblogを書いている。
はずだったのが令和になってしまった。
メリーポピンズリターンズ。
どうしても字幕で見たくてでも字幕で見るにはいつもよりは遠い映画館に行かなくちゃいけなくてなおかつレディースデーの日にしか見に行かないからなかなかいけなくて、そしたら公開終わってまう!となって会社終わってから70㌔車飛ばして朝一の回を見てきました。
バカだから会社終わって70キロ車飛ばして #メリーポピンズリターンズ 最終上映回を見てきてこれから戻って出勤。
— ななみん (@773in_) 2019年3月14日
ちなみにやっと1回目。 pic.twitter.com/O0kMX12xxN
字幕で見て大正解だったけど疲れたからもうやらない。
吹き替えで見てもよかったんですよ、だってあーやメリーにまた会えるんだから。
でも私個人的に吹き替えはどうしても気になってしまって集中ができないのと、ディック・ヴァン・ダイクが出てるのに吹き替えでは見れん!と思って意地でも字幕で見ました。
キャストもよかった。
なかでも感動したのは双子の男の子のジョンの耳の形がバンクス一家の耳だった。前作のパパもマイケルも同じ耳の形してて出てきた瞬間「耳が…!」って泣きそうになった。
ジョンだけワンショットでわかりやすいのがなかった…
パパもこの写真じゃないやつのほうがわかりやすいんだけどなかった…
歌も素敵だった。
Underneath the Lovely London Skyは私のなかで一番耳に残る曲でした。
あと所々に前作の歌のオマージュが所々に入っていてそこもそこで泣けてしまった。
衣装も素敵!
メリーポピンズの衣装のなかではラストに着てるあの衣装が好きです。
手書きになってるドレスもすごくかわいい。
色々素敵だったけど正直、残念というかモヤモヤが残った映画でした。
脚本…!もうちょっとひねれなかったか…?
証券見つかってみんなでビックベンにむかってみんなで力を合わせてビックベンの時計へ向かう。なるほど、大勢の人の力が必要…ここまではいい。
最後の最後にえ、そこでそれやる!?っていう。
だってそれやったらもう極端な話、最初から空飛んでできちゃう行為でもあるわけですよ。
じゃぁ大勢の力いらんじゃん…電気消すため…?
そこまでの過程が大事なのかもしれないけどあまりにも結果が安易すぎて過程うんぬんではなかった。
でも一番のモヤモヤは風船のシーン。
私は風船とんでくれるかなって期待したんですよ。頭取だって飛ぶかなって思ったでしょう。飛ぶべきだった、あそこは。
メリーポピンズは見終わったあと楽しんでハッピーな気持ちになるようなそんな物語なのに。
最後の最後にそれをやられてしまったので正直モヤモヤが残った映画でした。
メリーポピンズは考えを変えてくれるきっかけを作ってくれる人だと思っています。
だから前作は片づけにも何か楽しい要素があればとか、ずっと働いてばかりだけど子供たちはいつかあなたの手を離れていってしまうんだよとか、そういう考え方を変えるきっかけをくれる人だと私は思っているけど今回のメリーポピンズにはそれがなかった。
大事なのは中身だよ、とか違う視点からものを見てみようとか言ってるのに、それを生かしているのは歌だけでストーリーのなかでなにか変わったかっていうと変わっていない。
だって中身が大切って歌った後にカーレースだからね。関係ないやん。ハガレン思い出したわ。
物理的なことじゃなくて考え方を変えてくれる「きっかけ」をくれる人なのにそれが全くないし、なんなら今回は物理的にバンクス家を助けてしまっている。
子供たちも1曲だけでえ、そんな180度態度変わっちゃう?ってぐらいメリーポピンズに対しての態度が違うし。
そもそも証券に絵書いちゃったマイケルいけないだろ。
あとアニメーションのコラボ。
今回デジタルではなくて手書きらしくて昔のアニメーターの方たちを集めたと聞いたんですけどいわゆるディズニーのアニメキャラの作画ではないけどオオカミたちが追いかけてくるシーンは101ぴきわんちゃんのクルエラみたいだなと思った。
目の書き方が一緒とかじゃなくてなんか雰囲気が101ぴきわんちゃんだなぁと。
シーンもシーンだからかな?
でもあれは今の技術で何でもできるようなのじゃなくて当時のアニメーションでやるのが凄い味わいがあってよかったのかな・・・
今の技術だとなんでもできちゃうので逆に不自然に思えてしまった。
とまぁそんなこんないってますが号泣したシーンもあって。
私が号泣したのは肝心のディックが出てきた瞬間。
声変わってなくて前の映画のそのままで出てきたもんだからぶわわっ!と泣いてしまった。
もうディックが演じているのを見られることはないのかなと勝手に思っていたので
今のディックをしかもメリーポピンズで見られたのが凄い嬉しかった。
欲を言えばジュリーアンドリュースにも出て欲しかったしいつか演じているところを見たい、てか会いたい。
バルーンレディがジュリーじゃないのにあれ?ジュリー?って思いながら見てていそこのところがあんまり頭に入っていないww
でもバルーンレディをメリーポピンズのジュリーが演じたらこのモヤモヤが更に大きなモヤモヤと行き場のない憤りを感じてしまうかもしれないのでいなくてよかったかもと思っています。
かなり期待して見た映画だったので凄い残念に感じました。
でもディックが見られたからいいかな。
吹き替えのディックは山ちゃんだったんだろうか。そこが気になる。